「SNSやチラシでしっかり告知したのに、思ったより人が集まらなかった」
「告知は見てもらえているはずなのに申し込みや来場に結びついていない」
イベントの企画担当者の方の中には、こんなもどかしさを抱えている方も多いと思います。
告知の量を増やしても、なぜか成果に結びつかない。その原因は、実は「告知の中身」にあるかもしれません。

情報を知らせるだけの告知と、「行ってみたい」と思わせる告知。
この2つには、集客を大きく左右する差があります。
そこで今回は、告知の時点でファンを生み出し、集客につなげる方法を、ハレガケの実例とあわせてご紹介します。
・告知はしているのに、集客に伸び悩んでいる方
・SNSや口コミで自然に広がるイベントをつくりたい方
そんな方におすすめの記事です!ぜひ最後までご覧ください!
『たくさん告知すれば集まる』の落とし穴
イベントの集客がうまくいかないとき、多くの方は「告知が足りなかったのかもしれない」と考え、投稿やチラシの量をさらに増やそうとします。
しかし、告知の”量”を増やしても、集客に結びつくとは限りません。
なぜなら、「情報が届くこと」と「行ってみたいと思うこと」は、まったく別のことだからです。
人は、イベントの日時や場所を知ったから足を運ぶわけではありません。
「面白そう」「これは行かなきゃ」と心が動いたときに、はじめて行動します。
つまり集客のカギは、告知でどれだけ多くの人に伝えたかではなく、告知を見た人の気持ちをどれだけ動かせたか、にあります。
では、その「行ってみたい」という気持ちは、どうすれば生まれるのでしょうか。
実は人が集まる告知には、欠かせない「あるもの」があるのです。

なぜ”知らせるだけ”の告知は、人を動かさないのか
「行ってみたい」が生まれない告知には、共通する特徴があります。
それは、「体験のイメージが湧かない」ということです。
たとえば、日時・場所・料金・内容がきれいに並んだだけの告知。
必要な情報はそろっていますが、これを見た人の頭には「へえ、そんなイベントがあるんだ」以上のものが残りません。
自分がその場でどんな体験をして、どんな気持ちになれるのかが想像できないため、「行く理由」にまで至らないのです。
告知の役割は、情報を伝えることではありません。
見た人の頭の中に「楽しそうな体験」を思い描いてもらうことです。
ここがすっぽり抜けていると、どれだけ告知を重ねても、人の心は動きません。

では、心が動く告知は、そうでない告知と何が違うのでしょうか。
次の章で、その共通点を整理します。
「行ってみたい」を生む告知に共通する、3つの要素
「行ってみたい」と参加者に感じさせる告知にはどのような要素があるのでしょうか?
ここでは重要な3つの要素をご紹介します。
① 「これ、自分が楽しめそう」とひと目で伝わる
人は、告知を見た瞬間に「これは自分が楽しめそうだ」とピンと来たとき、強く惹かれます。
そう感じてもらうには、何がウリでどんな人に向けたイベントなのか、その軸が明確でひと目で伝わることが欠かせません。
あれもこれもと詰め込んで軸がぼやけた告知は、「自分に関係がありそうか」すら判断できず、そのまま素通りされてしまいます。
② 当日の体験が、具体的に想像できる
人は、頭の中でその体験をありありと思い描けたときに「行ってみたい」と感じます。
どんな場所で、何をして、終わったあとにどんな気持ちになれるのか、その絵が鮮明に浮かぶほど、参加への期待はふくらみます。
逆に、「楽しいイベントです」「ぜひお越しください」といった言葉だけでは、具体的なイメージが湧きません。
受け手は「よさそうだけど、実際どうなんだろう」と判断を保留し、そのまま忘れてしまいます。
同じ内容の告知でも、当日の様子が伝わる写真や動画、体験の流れが目に浮かぶ描写が添えられているだけで、「行ってみたい」の強さは大きく変わります。
文字で説明し尽くそうとするより、想像を助ける材料を見せること。それが、参加へのハードルをぐっと下げるのです。
③ 「面白そう」と、思わず誰かに教えたくなる

主催者からの一方通行の告知だけでは、認知はなかなか広がりません。
告知を見た人が「これ、面白そう」「一緒に行かない?」と自発的に広めてくれると、認知は一気に加速します。
そして、共有が効くのは”広がる”からだけではありません。
友人の「一緒に行かない?」は、企業からの告知よりもずっと強く「行ってみようかな」に直結します。
さらに、あちこちで話題になっていること自体が「流行っているなら自分も」という気持ちを呼び起こします。
つまり、話題にしたくなる要素は、認知を広げると同時に、受け手の「行ってみたい」まで生み出してくれるのです。
この3つは、言葉にすればシンプルです。しかし、実際の告知に落とし込むとなると、なかなか難しいもの。
そこで次の章では、ハレガケが実際にどうやってこの3つを告知で実現しているのかを、具体的にご紹介していきます。
「行ってみたい」はこうして仕込む!ハレガケの告知術
ここからは、先ほどの3つの要素を、ハレガケが実際にどう告知で実現しているのかを、3つの方法としてご紹介します。
① まずは”軸”から。コンセプトを固めて、ひと目で刺さる告知にする
ハレガケでは、告知物をつくる前に、必ずイベントのコンセプトをしっかりと固めます。
「このイベントは何を体験してもらうものなのか」「何を推しポイントとして告知していくのか」という軸が定まっているからこそ、キービジュアルや告知文の一言一句が、ぶれずに同じ方向を向きます。
軸のある告知は、見た人に「これは自分が楽しめそうだ」と直感的に伝わります。
逆に言えば、告知が刺さるかどうかは、デザインの巧拙よりも先に、その土台となるコンセプトで決まるのです。
だからこそ、私たちは告知の”見た目”をつくる前に、”軸”をつくることに力を入れています。
ではここでコンセプトを元にキービジュアルを作成した例を1つご紹介いたします。
<ホテルハーヴェスト天城高原での謎解きイベント事例>

こちらは、ハレガケが静岡県の天城高原にあるホテルで謎解きイベントを制作した際のメインビジュアルです。
この場所は山の上にある会員制のリゾートホテルで、リフレッシュのために訪れている方が多いホテルです。
そこで、謎解きを通じてよりリフレッシュしてもらおうと、「森の気配に触れ野生生物と出会う。五感に残る森の物語」というコンセプトを立てました。
そのコンセプトに合わせて、「リフレッシュして癒しが得られる」「自然を五感で感じる」という部分がこれを見た参加者に伝わるようにと、メインビジュアルやキャッチコピーを作成しました。
コンセプトに関してもっと知りたい方はぜひ以下の記事をご覧ください。
② 現地の写真・動画で、当日の”体験”を見せる
ハレガケがSNSなどで告知をする際には、実際の会場の写真や動画を積極的に載せます。
告知の投稿で「どんな場所を巡り、どんな体験ができるのか」が映像で見えると、参加者は自分がそこにいる姿を具体的にイメージできます。
文字で「街を歩く謎解き」と説明されるより、実際に訪れる場所の映像を見せられる方が「この場所に行ってみたい」という気持ちははるかに強くなります。
実際に現地を歩いて撮影した素材だからこそ、リアルな空気感をそのまま届けられます。
こうして「軸」と「体験のイメージ」で興味を持ってもらったうえで、さらにもう一歩踏み込むのが、次の仕掛けです。

③ 練習問題で、見た人を参加者に変える
残る要素「人に話したくなるきっかけ」を実現するのが、ハレガケならではの「練習問題」という仕掛けです。
ハレガケでは、告知のLPやSNS投稿の中に実際にその場で解ける練習問題を出すことがあります。
謎があると人はつい解きたくなるものです。謎を解きはじめたその瞬間、告知は「読み流されるもの」から「体験してもらえるもの」に変わります。
ただ情報を受け取るのではなく、頭を使って楽しんだ時点で、もうイベントの入り口に立っているのです。
しかも問題をイベント本編と絡めておけば、長い説明を読ませなくても「こういう謎を解くイベントなんだ」と中身まで自然に伝わります。
さらに謎解きには、解けたら誰かに話したくなるという特徴があります。
「この謎、解ける?」と友人に送ったり、謎が解けたことをSNSに投稿したり。練習問題は、見た人自身の手で広がっていきます。
主催者の告知が届く範囲には限界がありますが、一人ひとりが発信者になれば認知はその先へと広がる。先ほどの「人に話したくなるきっかけ」を、告知そのものに組み込んでいるわけです。
ではここで、実際にハレガケが作成した練習問題を1つご紹介します。
<千代田のさくらまつり×リアル謎解きゲーム>
こちらは、千代田区のさくらまつりで行う謎解きイベントをハレガケが作った際に、LPに載せた練習問題です。
1問目は3つのイラストを「木→こま→ラクダ」と五十音順に通るようにスタートからゴールまで向かうと、「コマとラクダの間が答え」となり、2つのイラストの間の文字「つぼみ」が答えになります。
2問目は1問目の答えである「つぼみ」を結び、中の文字を読んで「開花」が答えとなります。これを送信すると練習問題クリアとなります。
練習問題が公開され数週間が経ち、イベントへの話題が少し落ち着いてきた頃、ハレガケはSNS告知としてこのような趣旨のツイートを行いました。
「千代田のさくらまつりの謎解きイベント開催まであと少し!皆さんは練習問題の『本当の答え』に辿り着きましたか?」
そう。実は練習問題はこれで終わりではなかったのです。
実は、「開花」と解答することでLP全体に変化が起きていました。それがこちらです。

LPにあった木が開花し、桜が満開になっています。そしてよく見ると1問目にあった「木」が「桜」に変化しています。
これによって、「木→こま→ラクダ」だったのが「こま→桜→らくだ」となります。
これにより1問目の答えが「千代田区」となり、2問目の答えも「満開」に変化します。
一度解いて満足していた人も「まだ続きが?」と再び謎に向き合い、告知から開催まで間が空いても興味を持続・再燃させられました。
これが告知を一度で終わらせず、当日までファンの熱を保ち続けた仕掛けです。
まとめ|集客は、告知の時点で始まっている
こうして見てくると、イベントの集客は当日を迎えるずっと前の告知の時点ですでに動き出していることが分かります。
大切なのは、告知の量を増やすことではありません。
告知そのものを「行ってみたい」を生む体験に変えることです。
そうして告知の段階でファンになってもらえれば、集客はもちろん、当日の満足度やその後の口コミにもつながっていきます。
「うちのイベントなら、どんな告知ができる?」
「集客に伸び悩んでいて、一度相談してみたい」
そんな段階からのご相談も大歓迎です。お気軽にお問い合わせください!
















