2025.09.25
テーマパーク

「謎解き=難しい」ではない!初心者も楽しめる体験設計の工夫とは?

目次

はじめに

近年、幅広い層に対して謎解きイベントが人気を集めています。
「聞いたことはあるけど少しハードルが高い」「頭脳ゲームやパズルみたいで難しそう」と感じる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

最近の謎解きイベントは、誰もが気軽に楽しめるように工夫されており、今や、誰もが夢中になれる体験型エンターテインメントとして注目されています。

今回は、謎解きイベントの基本や、初心者も楽しめる体験設計の工夫についてご紹介します。

 

そもそも謎解きイベントとは?

謎解きイベントとは、参加者自身が物語の主人公となり、ストーリーに沿って出題される謎を解きながらゴールを目指す体験型イベントです。
知識やひらめきだけでなく、チームで協力したり、実際に体を動かしたりと、五感をフル活用して楽しむエンターテインメントです。

主な謎解きイベントの種類は、大きく分けて2つあります。

脱出型

制限時間内に、部屋の中に隠された謎を解き、閉じ込められた空間から脱出を目指すスタイルです。
時間との戦いというスリル感が味わえ、達成感を重視する方におすすめです。

周遊型

商業施設や街全体を舞台に、地図や謎を頼りに散策しながら、物語を進めていくスタイルです。
時間制限がないものや、複数日にわたって楽しめるものも多く、自分のペースでゆったりと楽しみたい方や、小さなお子さま連れのファミリーにも人気です。

 

どちらのタイプも、物語の世界に入れる非日常感が大きな魅力です。

 

謎解きイベントがもたらす3つの効果

また、謎解きイベントは、単なる娯楽以上の効果をもたらします。

1. 五感への刺激と非日常感

普段の生活では味わえない特別な体験を通して、五感が刺激され、記憶に残りやすくなります。
深い感動や満足感につながり、イベント後も語りたくなるような思い出を提供できます。

2. コミュニケーションの活性化

謎解きは、一人で黙々と解くのではなく、チームで話し合い、協力することが不可欠です。
参加者同士のコミュニケーションが自然と生まれ、一体感が育まれます。

3. 主体性の向上

参加者は受動的な観客ではなく、自らが物語の主人公として能動的にイベントに参加します。
この主体性が、達成感や自信につながり、イベント後の行動変容を促すこともあります。

 

これらの効果が注目され、近年では地域の魅力を伝える周遊型謎解きイベントや、コミュニケーション・チームビルディングのための企業向け謎解きイベントなど、さまざまな分野で活用されています。
そのため、謎解きイベントの経験がない方が遊ぶ機会も増えています。

 

「初心者でも楽しめる」ための工夫

 
このように謎解きイベントは、経験者はもちろん、そのイベント性の高さから初めて参加する方もたくさんいます。
そのため、初心者でも楽しめるように様々な工夫が凝られています。

ヒントが充実している

多くのイベントでは、ゲームを進めるためのヒントが十分に用意されています。
二次元コードを読み取ったり、スタッフに声をかけたりすることで、自分のペースでヒントを確認し、先に進むことができます。

「全問正解」だけがゴールではない

謎解きイベントは、すべての問題を解くことや、時間内にクリアするなどのゴールが存在しますが、何より「体験そのものを楽しむ」ことに重点が置かれています。
イベントの多くは、物語の世界に没入したり、仲間と協力して謎を解く過程を楽しんだりする設計となっているため、初心者でも大きな満足感が得られます。

初めてでも安心のサポート体制

イベントの冒頭では、物語の世界観やルールの説明が丁寧に行われます。
また、簡単なチュートリアル問題が用意されていることも多く、初めて参加する方でも安心してゲームをスタートできます。

 

これらの工夫によって、「初めて参加したけどすごく楽しかった!」「また参加したい」といった高評価につながる事例が数多く生まれています。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。謎解きイベントは、ただ問題を解くだけのイベントではありません。
物語の世界に没入し、仲間と協力する「体験」そのものが、参加者に深い感動と満足感をもたらします。

「難しそう」というイメージを乗り越え、誰もが楽しめるような工夫を凝らすことで、謎解きイベントは強力なコミュニケーションツールとなり、忘れられない思い出を提供してくれます。
この記事が、多くの人の心に残る体験を創り出す一助となれば幸いです。

 

株式会社ハレガケでは

私たちハレガケは、リアル謎解きゲームをはじめとする体験型イベントの企画制作を10年以上行なっています。

開催目的やターゲットの謎解き経験に合わせたイベント企画の提案だけでなく、施設や街を回遊させる導線設計や、SNSで話題化しやすい仕掛けづくり、事前の告知や広告運用、開催時の運営や事後フォローまで、一貫して対応可能です。

「謎解きって何ができるの?」という部分からお話させていただくので、ぜひお気軽にご相談ください。