はじめに
最近色々な場所で聞くようになった「謎解き」という言葉。
ショッピングモールや地域の施設など、たくさんの場所で謎解きイベントが行われているのをよく見かけます。
テレビの企画でも登場する機会が増えてきたので、皆さんも一度は目にしたり、耳にしたりした経験があるのではないでしょうか。
しかし、「言葉では聞いたことがあるけど、実際何をするのかよく分からない」「よく見かけるスタンプラリーとは何が違うの?」「謎解きイベントにしかないメリットってあるの?」という思いを持っている方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、
・スタンプラリーと謎解きってそれぞれどんなもの?
・謎解きイベントを導入するメリットって?
・ハレガケの謎解きイベントの特徴
などをご紹介していきます!ぜひ最後までご覧ください。
スタンプラリーと謎解き|それぞれ一体どんなもの?
スタンプラリーや謎解きイベントの効果や導入メリットをご紹介する前に、まずはそれぞれがどのような特徴を持つコンテンツなのかを解説していきます!
スタンプラリー

複数の場所に設置されているスタンプを、施設やまちを周遊しながら集めていくイベントです。
全てのスタンプを集めると景品がもらえたり、特別なサービスを受けられたりすることも多く、回遊率の向上やファミリー集客の目的でよく活用されています。
最近では、紙ではなくスマートフォン上でスタンプを集める「デジタルスタンプラリー」という形式も登場しています。費用が比較的安く、短期間での導入も可能なため、低コストでイベントを実施したい場合にもおすすめです。
謎解きイベント

物語や謎が描かれている「謎解きキット」と呼ばれる冊子を手に、会場となる施設やまちなかに散りばめられている手がかりを集め、その手がかりを頼りに謎を解いていく体験型イベントです。
謎が解けると物語が進んだり、新たな謎が出現したりします。
ひらめいた瞬間の気持ちよさと、「この先にどんな展開が待ち受けているのだろう」というワクワク感が特徴のコンテンツです。
施設に元々あるモニュメントや壁のイラストなどを手がかりにしたり、手がかりが書かれたパネルを新たに設置したりすることで、楽しく自然に施設内を周遊させることができます。
導入費用はスタンプラリーよりは高くなるものの、満足度やその場所への愛着の醸成面においては謎解きイベントの方が高い傾向にあります。
回遊率や滞在時間の向上、その場所の新たな魅力の発見や、より好きになってもらうためという目的のもと、活用されることが多いコンテンツです。
物語付きスタンプラリー

近年の体験価値を重視する傾向の高まりをうけ、登場したのが、物語付きの没入感の高いスタンプラリーです。
「自分がRPGの主人公だったら」「可愛らしい妖精と一緒に旅をすることになったら」など、参加者自身が物語の主人公となり、展開に沿って様々なスポットを巡りながらスタンプを集めていくイベントで、スタンプを押すごとに物語が進んでいきます。
「チェックポイントを回ること」を目的にした従来のスタンプラリーに比べ、「続きが気になる!」というモチベーションが生まれることで途中離脱が少なくなり、より楽しく多くのスポットを巡ってもらうきっかけにもなります。
スタンプラリーが持つ低コストの良さはそのままなので、目新しい企画で集客をしたい場合におすすめです。
目的や開催までのスケジュール感、かけられる予算などによっても、どんなイベントが適しているかが変わります。
スタンプラリーの低コストの魅力と体験型イベントが持つ没入感を組み合わせた「物語付きスタンプラリー」の存在を、今回はじめて知られた方も多いのではないでしょうか。
ここからは、全国各地で「謎解きイベント」の企画制作を行なってきたハレガケから見た、謎解きイベントを導入する効果やメリットについて、スタンプラリーと比較しながらご紹介していきます!
謎解きイベントを導入する効果やメリットとは?

参加者の体験価値の高めることができる
謎解きイベントは、コンテンツが持つワクワク感や、その場所の良さを物語やゲーム展開に活かしていて没入感が大きいことから、スタンプラリーと比べて参加者の体験価値や満足度が高くなる傾向にあります。
スタンプラリーも謎解きイベントも、「施設やまちなどの会場を周遊する」という点に関しては同様なのですが、目的の場所に到着した後に行うことが大きく異なります。
スタンプラリーはそこに置かれているスタンプを台紙に押すことを目的にしますが、謎解きイベントではそこにある手がかりと自身のひらめきを頼りに謎を解いていきます。
自分が主人公の物語を進めていく中で謎と出会い、謎が解けると物語が進む――自分の物語を進めるという目的のもと会場を巡っていく点に違いがあるのです。
その場所でしかできないイベントになる
スタンプラリーが、スタンプを設置するだけでどこでも手軽にできるイベントであるのに対し、謎解きイベントは、謎を解くための手がかりとして「その場所にある特徴的なモニュメント」や「その施設にしかない壁や看板の装飾」を使用することがよくあります。
その場所にしかないものを手がかりとして使うことで、「その場所である意味」「ここならでは」の謎解きイベントとなり、参加者の満足度上昇や、施設やまち自体への親しみの醸成も見込めます。
また、物語のテーマや謎解きの問題自体にもその場所に伝わる伝承やモチーフを用いることで、よりその場所ならではの体験を作り出すことができます。
参加者の滞在時間を増やすことができる
謎解きイベントは、スタンプラリーに比べて施設への滞在時間を延ばす効果が高いです。
スタンプラリーはスタンプを押すとすぐに次のスタンプの場所に向かうことになりますが、謎解きでは謎を解き明かす必要があるので、謎が解けるまで次の場所には向かいません。
また、全ての場所を巡って謎を解き明かした後、物語のクライマックスのシーンでは「大謎」と呼ばれる最後の謎が現れます。
大謎はここまでに集めた手がかりや手元にある情報だけで解けることが多いので、落ち着ける場所で座って解くことが推奨されます。
この際に施設内のカフェやレストランなどで解かれる方が多いので、滞在時間が伸びるほか、会場近辺の店舗への経済効果も期待できます。

まとめ|体験型イベントで満足度の高いイベントを
私たちハレガケは、商業施設や観光地、自治体主催イベントなどでリアル謎解きゲームをはじめとする体験型イベントの企画制作を行っています。
開催場所の特性やターゲット層に合わせて、“つい参加したくなる”イベント設計を大切にしており、企画段階から現地調査、導線設計、演出・デザイン、SNSとの連動まで一貫して対応が可能です。
ただイベントを「実施する」だけでなく、その場所ならではの魅力が伝わり、来場者の行動変容につながる“意味のある体験”を一緒につくりあげます。
「施設やまち全体の良さを、もっと知って楽しんでもらいたい」
「リピーターを増やす新たな切り口がほしい」
そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度お問い合わせください。















