2025.07.28
ノウハウ

最近話題の「謎解きイベント」とは?内容から導入のメリットまで謎解き会社が徹底解説!

目次

はじめに

近年、商業施設や街中など様々な場所で開催されている「謎解きイベント」
実際に参加したことはなくても、謎解きという言葉を耳にする機会は増えていますが、「実際に何をするのか分からない」「イベントでどう活用できるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事は、
・「謎解き」はあまり知らないけど、自分たちのイベントでも活用できるものなのかな?
・新しい参加型の企画を探しているけど、「謎解き」ってどんなことができるんだろう?
と疑問に思っている方にピッタリの記事となっています!

「そもそも謎解きって何?」というところから、「謎解きイベントを導入するメリット」まで、たっぷりご紹介しますので、是非最後までご覧ください!

 

そもそも謎解きって何?

この記事を読んでくださっている方の中には、「そもそも謎解きをあまり知らない」「謎解きってクイズとは違うの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、まずは「謎解きとは何か」ということをご紹介していきます。

よく混同されがちなのですが、「クイズ」と「謎解き」は似て非なるものなのです。
「クイズ」が「知識をもとに競って楽しむもの」であるのに対して、
「謎解き」は「事前の知識は必要なく、その場での『ひらめき』を楽しむもの」なのです。
クイズと比べて謎解きは知識を必要としないので、子どもから大人まで誰でも平等に楽しむことができます。

★それでは、一度実際に謎解きを解いてみましょう!
下に答えがあるので、自力で解きたい方はスクロールせずに頑張ってみてください!

【問題】

【答え】
4つのイラストを文字に変換して文を読んでみると、「あり のり を、 わに かえる と?」となります。
区切る場所を変えて読んでみると、「『あり』の『り』を『わ』に変えると?」となるので、答えは「泡(あわ)です。

 

いかがでしょうか。
「謎解きはひらめきを頼りに答えを導くもの」という感覚を少し掴んでいただけたのではないでしょうか。

次のトピックでは、そんな「謎解き」を活用したイベントについてご紹介していきます。

 

謎解きイベントってどんなもの?

謎解きイベントとは、参加者が「ひらめき」を武器に、ストーリーや手がかりをたどってゴールを目指す参加型の体験イベントです。
単なるクイズやスタンプラリーとは異なり、舞台となる場所やストーリーと連動した“没入感のある体験”が魅力です。

 

謎解きイベントは、開催形式によって大きく2つに分類することができます。

周遊型

商業施設や街中などのエリアを巡りながら、設置されたパネルや現地の情報を手がかりに謎を解いていく形式です。
謎解き用の冊子やキットを片手に、自分のペースで自由に楽しめるのが特徴です。

参加者にとってのメリット:観光しながら遊べる、買い物や予定の合間に気軽に参加できる
主催者にとってのメリット:施設内の回遊促進、滞在時間UPなどが期待でき、商業施設や観光地での導入に適している

 

公演型

屋内で、4~6人ほどのチームを組んで行う、制限時間付きの謎解きイベントです。
テーブルを囲みながらチームで協力し、制限時間内に全ての謎を解き明かすことを目指します。
「成功」「失敗」の要素があるため、達成感や盛り上がりが生まれやすいのも特徴です。

参加者にとってのメリット:チームで盛り上がれる、達成感が味わえる、短時間で楽しめる
主催者にとってのメリット:協力や対話が必要な構造から、社内研修や懇親会、チームビルディングの場面での導入におすすめ

 

謎解きイベントは、開催地や目的に応じて設計を変えることで、より高い効果が期待できます
「何のために開催したいのか」をご共有いただければ、ぴったりの企画をご提案可能です。お気軽にご相談ください!

 

参加者にとっての楽しさって何?

謎解きイベントがなぜ多くの人に支持されているのか――その理由は、参加者が感じる「楽しさ」の質にあります。ここでは代表的な3つの楽しさをご紹介します。

ひらめきの快感がある

「わからなかった謎が急に解けた!」「謎を解くために必要な要素に気がついた」そんな“ひらめき”の瞬間が、謎解きイベントの最大の醍醐味です。

しかし、謎解きの絶妙な快感を得るには、謎がちょうどいい難易度でないといけません。
簡単すぎても難しすぎてもひらめきの絶妙な快感は得られません。
ちょうどいい難易度の問題に取り組むことで、思考がつながっていき、納得感のある解答に至る瞬間はクセになる体験です。

ハレガケでは、ターゲットやシーンに合わせて、無理なく“心地よいひらめき”が味わえる設計を行っています。

 

非日常体験ができる

謎解きイベントでは、普段あまり立ち入ることのない場所を巡ったり、ストーリーの中で秘密のミッションを抱えたスパイや未来を救うヒーローになったりと、自らが主人公になり非日常的な体験を楽しむことができます。
ただの「観光」や「買い物」とは異なり、普段の生活では得られない刺激や没入感があるのが、謎解きイベントならではの魅力です。

 

自然と会話が弾む

謎解きでは、一人ひとりに活躍するチャンスがあるため、「ここの謎ってこうじゃない?」「あそこにヒントがあるのかも!」など、ゲームを通して自然な会話が生まれます。
友人同士はもちろん、初対面の人同士でもスムーズに交流でき、アイスブレイク効果も抜群です。
実際に、内定者懇親会や研修などの社内イベントにも活用されています。

 

このように、謎解きイベントは「ひらめき」「没入感」「コミュニケーション」といった多角的な楽しさを提供します。

 

イベントを導入するメリットは?

実際に謎解きイベントを開催すると、主催側にはどんなメリットがあるのでしょうか。

回遊率がUP!

周遊型謎解きは、施設や街中の複数のポイントを巡りながら手がかりを集め、謎を解いていく体験型イベントです。そのため、自然と施設内の回遊率が向上します。
また、手がかり(ヒントパネルなど)は任意の場所に設置できるため、普段立ち寄られにくい場所や回遊してほしいエリアへの誘導も可能です。

滞在時間がUP!

周遊型の謎解きイベントは、平均して2~3時間ほどかけて取り組む設計となっており、参加者は謎を解き終えるまでその場所に滞在し続けます
滞在時間が伸びることで、施設やエリアでの行動も増え愛着が高まり、後述する購買行動の増加にもつながります。

購買行動の増加

滞在時間が長くなることで、食事や買い物などの消費機会も増え、経済効果が見込まれます。
また、普段から訪れている施設であっても、あまり立ち寄ったことのないエリアに誘導されることで、「ここにこんなお店があったんだ!」という新たな発見が、購買や再訪につながるきっかけになります。

 

まとめ

ここまでご紹介してきたように、謎解きイベントは参加者にとっても、導入する施設や地域にとっても、多くのメリットをもたらします。

・謎解きイベントについてもう少し詳しく聞いてみたい
・自分たちの施設や街でどんなことができそうか聞いてみたい
・回遊率や滞在時間を高める施策を探している
・イベントを通じて、施設や地域の魅力をより深く伝えたい

そんなお悩みやご関心をお持ちのご担当者様は、ぜひお気軽にご相談ください。
「どんなことができそうか」「うちでも実施できるか」など、ざっくりとしたご相談からでも大歓迎です!

ハレガケができること

株式会社ハレガケでは、商業施設や観光地、自治体主催イベントなどに向けて、リアル謎解きゲームを中心とした体験型イベントを企画・制作しています。
開催場所の特性やターゲット層に合わせて、“つい参加したくなる”設計を大切にしており、企画段階から現地調査、導線設計、演出・デザイン、SNSとの連動まで一貫して対応可能です。

ただイベントを「実施する」だけでなく、その場所ならではの魅力が伝わり、来場者の行動変容につながる“意味のある体験”を一緒につくりあげます。

「施設全体をもっと楽しんでもらいたい」
「リピーターを増やす新たな切り口がほしい」
そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度お問い合わせください。