2025.11.13
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イベント広告は“誰に届けるか”が9割!SNS広告×リアル体験で来場の質を高める方法

目次

はじめに|“誰にでも届く広告”から“来てほしい人に届く設計”へ

「イベントの広告って、とりあえずたくさん見てもらえたら成功でしょ?」
たしかに、SNS広告は拡散力も高く、多くの人に届く便利な手法です。

しかし、“本当に来てほしい人に刺さる”広告設計ができていなければ、来場にはつながらないこともしばしば。
「広告費はかけたのに、結果も出ずなんとなくで終わってしまった」という声も少なくありません。

イベントの集客成功とは、「とにかくたくさんの人に届ける」だけでは不十分です。
体験価値を感じてくれる人”に届き、“行きたい”と思ってもらう。
この循環が生まれてこそ、口コミ・リピート・ブランド好感度といった“その先の効果”につながります。

この記事では、リアル謎解きゲームをはじめとした体験型イベントを専門に企画・制作をしてきたハレガケの知見から、「SNS広告で“来場の質”を上げる方法」をご紹介します。
予算をかける以上、“本当に届けたい人”に響く広告と体験を設計することの重要性と、その具体的な方法を、できるだけわかりやすく解説します。

 

SNS広告は“体験訴求”に最適。媒体・フォーマットの選び方がカギ

SNS広告の魅力は、ビジュアルやストーリー性を活かして、体験価値を直感的に伝えられる点にあります。
とくに「体験型イベント」や「リアル謎解きゲーム」のように、“その場に行ってこそ楽しめる”イベントでは、その世界観や没入感をどう伝えるかが集客成功の分かれ道になります。

媒体ごとの特徴を理解して、ターゲットに合わせた出稿戦略を立てることが重要です。

 

例:体験訴求に向いている媒体と特徴

媒体選びの段階から「どんな層に、どんな気持ちを届けたいか」を考えることが、来場の質を高める第一歩です。

 

広告コピーは“感情のスイッチ”を押すことが大事

広告の文章(コピー)は、たった一言で見る人の感情を動かす力を持っています。
特にイベントの場合、「行ってみたい」と思わせるには、以下のような心理トリガーを押さえることが大切です。

<よく使われる3つの心理トリガー>
・FOMO(見逃すことへの恐怖):「今だけ」「限定○日」「1日○名限定」など、参加しないことに不安を抱かせる要素。
・共感:「普段こんな疲れを感じていませんか?」「気軽にリフレッシュしたい人に」など、ターゲットの心情に寄り添った問いかけ。
・物語性:「あなたの知らない日比谷の一日が、今始まる」「不思議なキャラクターと一緒に街を冒険しよう」など、広告を“入り口の物語”にする仕掛け。

たとえばハレガケでは、参加者が主人公となって物語のキャラクターと一緒に冒険したり、体験したりする設計が多いため、「世界観が伝わるような」「参加者を物語へ誘うような」広告メッセージを意識して設計しています。

 

イベント設計と広告コピーに“一貫性”はあるか?

広告で惹かれた人が来場したとき、「思っていたのと違った」と感じてしまうと満足度が下がり、リピートや口コミにもつながりません。
逆に、広告で抱いた期待が現地で“超えて”くれると、人は自然に感動し、発信したくなります。

広告と現地体験の“感情のライン”が一致していることが、来場者の納得感を生み出すポイントです。

たとえば……
・広告:都会の非日常を味わう癒しイベント
→ 現地:ハートフルな物語と自然に囲まれた場所を巡る、街の喧騒を忘れられる設計

・広告:家族で遊べるアクティブ体験
→ 現地:子どもも参加しやすい導線・仕掛け・スタッフ対応が整っている

広告文だけでなく、広告画像や動画の“空気感”と現地の体験が一致しているかも要チェックです。

 

実施後も終わらない。“広告×イベント”の成功サイクルを回すコツ

SNS広告の強みは、“データが蓄積される”ことと、“柔軟に改善できる”ことです。
広告を出したら終わりではなく、以下のような流れを定期的に回すことで、広告の精度を上げ、イベント設計もよりよく改善していけます。

<イベント後の広告活用アイデア>
・参加者アンケートから刺さったポイントを抽出 → 次回の広告コピーに反映
・参加者のSNS投稿をチェック → 表現のヒントにする
・効果が高かったクリエイティブのパターンをA/Bテストで深掘り
・再来場・シリーズ参加者向けに「続きがある」設計で再配信

広告と体験は“別物”ではなく、「ひとつの連続した体験」として見ていく視点が重要です。

 

まとめ|“広告と体験”をつなげてこそ、来場の質は上がる

SNS広告は、誰にでも届く便利なツールですが、設計次第では「ただ多くの人に見られただけのもの」になってしまいます。

大切なのは、“そのイベントを本当に楽しめる人”に、確実に届く設計ができているかです。
そのためには、媒体・コピー・現地体験・アフター施策まで一貫して「誰に、どんな価値を届けたいか」が明確になっている必要があります。

 

ハレガケは、ターゲットに届く“広告×体験設計”をご提案します

株式会社ハレガケは、リアル謎解きゲームを中心とした体験型イベントを多数企画・制作してきた知見から、イベントの目的やターゲットに即した広告・集客設計まで一貫してご提案できます。

「誰に向けて届けたいイベントか?」
「その人たちに、どんな気持ちの変化を起こしたいか?」
「そのために、どんな広告設計・体験設計が最適か?」

そんな問いに向き合いながら、“広告とイベント”をバラバラではなく一つの体験として設計することが、私たちの強みです。

・広告を出しても、狙った層に届いていない気がする
・集客はしているのに、満足度や次につながらない
・イベントの効果を、もっと確実に高めたい
こんなお悩みをお持ちの施策ご担当者様は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。