はじめに
一定の期間内を対象に、優秀な成績・業績をおさめた人や部署をたたえるために開催する社内表彰式。
社員一人ひとりの日々の努力と成果をたたえる特別な時間であり、組織の結束を強め社員のモチベーションを高めることのできる重要な機会です。
全社員が集まって開催することが多く、普段は顔を合わせる機会が少ない他部署の社員同士も一堂に会することで交流が生まれるほか、互いの功績を称え合うことで、組織全体にも一体感と活力をもたらします。
今回は、そんな「社内表彰式」について、期待できる効果や開催にかかる費用、表彰式の場におすすめの企画やゲームなど、役に立つ内容をさまざまご紹介していきます!
社内表彰式とは?
社内表彰式とは「社員の業績や模範的な行動を公式に評価し表彰するセレモニー」のことです。
社内表彰をする目的や期待される効果は、以下のようなものがあります。
①社員のモチベーションの増加
日常の業務の中では見過ごされがちな個人やチームの功績を改めて振り返り、可視化して評価される場をつくることによって、「仕事での頑張りが認められた」という実感が生まれます。
受賞者はもちろん周囲の社員にも良い影響を与え、会社全体として仕事に対するモチベーションがアップします。
②社員同士のコミュニケーションの促進
部署や役職の垣根を払って社員が一堂に会する機会を設けることで、普段接点の少ないメンバーと交流することができ、組織全体の一体感を醸成することができます。
また、社員同士のコミュニケーションを促進することで、普段の業務でのやり取りが円滑化され業務が効率化につながります。
③組織文化の形成
定期的に「感謝」や「称賛」を表す場を設けることで、互いへのリスペクトや尊重し合う風土が育まれ、健全な社内環境や働きやすい関係性につながりやすくなります。

社内表彰式の開催にかかる費用はどれくらい?
社内表彰式を行う際にかかる費用の内訳は、大きく分けて「会場」「ケータリング」「記念品」の3つです。
①会場
会場選びは参加者の満足度に大きく寄与する重要な要素です。
「会社や最寄り駅からどのくらい近いか」「音響や映像などの必要な設備があるか」「何日前までに予約が必要か」などの要素を鑑みて会場を選びましょう。
立食スタイルで行う場合は「人数×2㎡」、着席スタイルで行う場合は「人数×3㎡」あれば十分な広さであるといえるでしょう。
金額面では半日借りる場合で、30名程度の小規模なものであればおよそ3万円、100名程度の中規模なものでおよそ10万円、300名を超える大規模なものだとおよそ50万円が相場となっています。
②ケータリング
料理のグレードやアルコールの有無、配送方法によって大きく異なってきますが、ケータリング費は1人あたり2,000円~8,000円の間に収まることがほとんどです。
「当日どの程度食事が必要か」「当日どのように配送をしてもらえるか」などを考慮しつつ、複数のケータリング業者を比較し選ぶのが良いでしょう。
③記念品
記念品は大きく分けて「会の参加者全員に送られるもの」と「表彰される社員に送られるもの」の2つがあります。
参加者全員に送られるものとしては、普段使いのできる「ボールペン」や、配りやすく見た目も華やかな「クッキー」などがよく選ばれます。
どちらも一人当たり200~300円ほどのものが一般的です。
表彰される社員に送られるものとしては、「受賞者の名前が刻印されているトロフィーや盾」、「オリジナルデザインが施されているメダル」などが選ばれることが多いです。
どちらも一人当たり1,000円~2,000円のものが一般的です。
「どのくらいの人数を表彰するのか」「どのくらい豪華な式にしたいか」などを考慮しつつ記念品を選びましょう。

表彰式の場におすすめの企画やゲーム
社内表彰式は多くの社員が集まる貴重な場なので、表彰のほかにも「社員同士のコミュニケーションの促進や懇親」「社史の振り返りや理念の再浸透」なども目的とされることが多いです。
ここからは、社内表彰式の場で行えるおすすめの企画やゲームをご紹介します!
①Waku-Work-Company!(ワク・ワーク・カンパニー)

「Waku-Work-Company!(ワク・ワーク・カンパニー)」は、制限時間内にさまざまな「ワーク(謎解き)」に挑戦し、獲得した得点を競うゲーム性の高いチーム対抗型の謎解きゲームです。
このコンテンツは、ゲームや謎解きが得意な人だけが頑張るだけではクリアできません。
「情報収集する」「必要な行動を話し合う」「自ら行動する」などのアクション以外にも、「手先を器用に使う」「複雑な模様を口頭だけで説明する」「なぜチームメンバーがその行動を行なったのか理由を考える」など、様々なコミュニケーション力やチームワーク力が求められるゲームにチームで挑戦し、高得点を狙います。
チームで勝利を目指し協力していく中で、自然と会話やコミュニケーションが生まれていくので、参加者同士の親睦を深めたい場にはぴったりのコンテンツです。
②企業理念×謎解きゲーム「シントーン」

「シントーン」は理念や社史を謎解きゲーム化して伝え、企業理念や会社の歴史を楽しく効果的に浸透させることができる謎解きゲームです。
話を聞くだけ、資料を見るだけの参加者が受け身になりがちな説明とは異なり、企業からのメッセージ性のあるオリジナルストーリーや、それをもとにした体験を盛り込んだ、学びプラス没入感の高い特別感のあるゲームです。
謎解きゲームが持つワクワク感や没入感といったエンタメ性をフックに、企業理念を楽しく効果的に浸透させることができます。
企業から伝えたいメッセージやテーマを「自分事」として捉え考えてもらい、一回の体験で強く印象に残すことが可能なコンテンツです。
③協力型バラエティクイズ懇親会「ミンナDEアンサー」

「ミンナDEアンサー」は、企業ごとに制作されたオリジナルクイズをチームで協力しながら回答し競い合う、バラエティ番組風の形式で楽しむ懇親会向けコンテンツです。
一つの単語をチーム全員で一文字ずつ解答する「ミンナDEワンワード」や、お題に対して0%~100%で答えてより近い答えを目指す「ミンナDEパーセント」など、バラエティに富んだクイズコーナーを5種類用意しています。
クイズの問題は1,000問以上の制作実績を持つ専門のクイズ作家が丁寧に作問しており、どれも特定の知識を問うものではなく、チームメンバーの直感や価値観をもとに会話を進めて回答を導き出すものなので、気軽に楽しく参加してもらいやすいコンテンツです。
また、企業やそこで働く社員、オフィス周辺の情報など、その企業に所属しているからこそ楽しめる問題や、企業が大切にしている価値観やメッセージをもとに作問するため、参加者に伝えたいことがある場合や、社史を振り返りたい場合は、クイズを通して楽しく参加者に伝えることができます。
終わりに
社内表彰式は社員のモチベーションをアップさせるだけでなく、社員同士のコミュニケーションの場や一体感を醸成する重要なイベントです。
今回のコラムを参考に、企業の方向性に合った社内表彰式を開催していただけたら嬉しく思います。
また、ハレガケではお客様のニーズに合わせて、社内表彰式を含めた特別な社内イベントの総合プロデュースが可能です。
「いつもとは違う変わったイベントにしたい」「よりオリジナリティのあるイベントにしたい」「当日の進行や準備をお任せしたい」など、社内イベントの企画や運営にお困りの場合は、相談ベースでも問題ございませんので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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