はじめに
企業が社内向けに「周年イベント」を開催する時に目的として挙げられるのが、「メッセージの伝達」です。
周年イベントは、企業の創立や代表となる商品の発売から○年など、様々な節目で開催されるものですが、これを機に、企業側からの思いや理念、今後の方向性を伝え、未来に向かうための一体感をさらに強めていきたいと考え、開催するケースが多くみられます。
しかしながら、企業からの思いや理念を従業員に伝えたい!と意気込んでも、
「どのように伝えれば良いのか」
「どんな方法を用いたら伝わりやすいのか」
と、問われるとなかなか回答が難しいものです。
さらに、周年イベントといえど、堅苦しい雰囲気ではなく、楽しく盛り上がった雰囲気にしたいと考える担当者の方も多いですよね。
そこで今回の記事では、”企業からのメッセージが伝わる“ そして、”周年イベントが盛り上がる” 企画やゲームを厳選して6個ご紹介します!
参加者へ効果的にメッセージを伝えるためには?
周年イベントの参加者に企業からのメッセージを伝えるためには、
①能動的に動く要素があること
②記憶に残りやすいインパクトがあること
が大事だと我々は考えています。
①能動的に動く要素があること
イベントなどの大きな場で企業側からのメッセージを伝える際に、まず頭に浮かぶのは社長・代表など役職者の方からのスピーチや講演などですよね。
理解が深い人・思い入れの強い人が登壇し直接説明をすると、話す内容としては間違いないのですが、参加者の方は受け身になってしまいます。
熱心にメモを取りながら最初から最後まで聞いてくれると良いのですが、全員にそれを強いるのは難しい話だと思います。普段の仕事ではなく、周年イベントというお祝いイベントになるとなおさら難しいのです。
そこで、伝えたい内容を絡めた「体験」を取り入れると、参加者が能動的に行動してくれる上、体験を通して伝えたいメッセージが理解しやすく、しっかりと伝わっていきます。
②記憶に残りやすいインパクトがあること
イベント内で実施する企画やゲームのほかに、周年イベント全体にも言えることですが、これまでのイベントとは違った内容や、参加者が「楽しかった!参加してよかった」と思えるような内容にすることで、参加者の中でポジティブな記憶として残りやすくなります。
そうすることで、周年イベント終了後も、企業からのメッセージやそこで得た体験を覚えていてもらうこと、その後の業務に活かしてもらうきっかけを作ることができるのです。
この場合でも、やはり「体験」を通すことが長期の記憶には大切で、自分で行動したり思考を巡らせたりした経験は、受動的に話を聞いただけの場合よりも、自分ごととして捉え、認識することにつながっていきます。
周年イベントにおすすめの企画やゲームを紹介!
ここからは、”企業からのメッセージが伝わる“ そして、”周年イベントが盛り上がる” 企画やゲームをご紹介します。
幹事の負担の度合いや、オリジナリティ度なども載せているので、開催規模や予算、企画で使える時間や準備にかけられる時間などを加味しながらご覧ください。
1.ギネス記録への挑戦
幹事の負担:
←少ない ★★★☆☆ 多い→
オリジナリティ度:
←低い ★★★☆☆ 高い→
盛り上がり度:
←低い ★★☆☆☆ 高い→
参加者全員で協力して、ギネス記録という大きな記録に挑戦する企画です。
ギネス記録への挑戦は、参加者全員の協力なしでは成立しない企画であり、成功のためには参加者に能動的に行動してもらう必要があります。
そして、成功しても失敗しても全員が一丸となって挑戦したという事実自体が記念になり得ます。
一緒に頑張った経験や達成感などを共有することで、社員のモチベーションも上がりますし、団結力も強まります。
全員が一体感を感じているタイミングで、今後の方針や未来につながるメッセージを伝達すると浸透しやすくおすすめです。
2.社内コンテスト
幹事の負担:
←少ない ★★★☆☆ 多い→
オリジナリティ度:
←低い ★★★☆☆ 高い→
盛り上がり度:
←低い ★★☆☆☆ 高い→
伝えたいメッセージに沿ったテーマで、社内から新規事業や業務に関する企画や提案を募集します。
応募されたものの中から、特に優れているものを周年イベント当日に参加者の前で発表し、表彰する企画です。
発表を聞き、参加者全員に投票してもらう形式にすることで、発表者も聞いていた人たちも能動的に関わることができます。
伝えたいメッセージに沿ったテーマになっていること、参加型の企画にすることで、ただ受動的にメッセージを聞く企画より理解が進み、記憶に残りやすいと考えています。
3.協力型バラエティクイズ懇親会「ミンナDEアンサー」
幹事の負担:
←少ない ★☆☆☆☆ 多い→
オリジナリティ度:
←低い ★★★★★ 高い→
盛り上がり度:
←低い ★★★★★ 高い→
株式会社ハレガケが提供するこのゲームは、企業ごとに制作されたオリジナルクイズを、チームで協力しながら回答し競い合う、バラエティ番組風の形式で楽しむ懇親会向けコンテンツです。
一つの単語をチーム全員で一文字ずつ解答する「ミンナDEワンワード」や、お題に対して0%〜100%で答えてより近い答えを目指す「ミンナDEパーセント」など、 バラエティに富んだクイズコーナーを5種類用意しています。
クイズの問題は1000問以上の実績を持つ専門のクイズ作家が丁寧に作問しており、 どれも特定の知識を問うものではなく、企業にまつわるクイズに対してチームメンバーの直感や価値観をもとに会話を進めて回答を導き出すものなので、気軽に楽しく参加してもらいやすいコンテンツです。
伝えたいことや知ってほしいことをユニークなクイズに変え出題していくので、楽しく理解を深めてもらえるコンテンツです。
また、当日のMCや進行は全てお任せ可能で、イベント制作のプロならではの演出により、これまでとは一味違う特別感のあるイベントにすることもできます。
伝えたい内容や予算、開催までの期間をもとに、プランやコーナーをご提案させていただくので、まずはお気軽にお問い合わせください。
4.ヒストリーパネル
幹事の負担:
←少ない ★★★☆☆ 多い→
オリジナリティ度:
←低い ★★★☆☆ 高い→
盛り上がり度:
←低い ★★☆☆☆ 高い→
企業の創業からこれまでの歴史が一目でわかるパネルを会場に設置する企画です。
写真やイラスト、図、文章などを用いて、創業からの歴史を複数枚のパネルにまとめていきます。
パネルの途中に穴あきの2択クイズを作りシールを貼って投票してもらい、イベント中に正解を発表するなど、パネルを見つつ楽しく参加できる要素を取り入れるのがおすすめです。
そうすることで、その後の発表の際にメッセージがより伝わりやすく、印象にも残りやすくなります。
5.ワークショップ
幹事の負担:
←少ない ★★★☆☆ 多い→
オリジナリティ度:
←低い ★★★☆☆ 高い→
盛り上がり度:
←低い ★★☆☆☆ 高い→
伝えたいメッセージや改めて知ってほしい内容を、社長や代表者から伝えてもらい、その後、数人ごとのグループに分かれ取り組みます。
話を聞いた後すぐに、グループ内で感想や疑問を共有することで、理解を深めていく企画です。
グループ内で出た疑問は、直接その場で質問できる時間を設けるのもおすすめです。
参加者は、伝えられたメッセージをもとに考えて人に共有するという体験を通すことで、自分の理解度を深めるとともに、伝えられたメッセージを記憶しておくことができるでしょう。
6.ナゾバーサリー
幹事の負担:
←少ない ★☆☆☆☆ 多い→
オリジナリティ度:
←低い ★★★★★ 高い→
盛り上がり度:
←低い ★★★★★ 高い→
株式会社ハレガケが提供するこのサービスは、体験型の周年記念イベントを企画・制作するものです。
謎解きゲームが持つエンタメ性で参加者を引き込み、参加者に楽しんでもらうことができます。
伝えたいメッセージや企業理念によって、企業ごとのオリジナルイベントを企画・制作していきます。
謎を解き物語を進めるという能動的な行動を通して、伝えたいメッセージを印象付けることが可能です。
また、情報共有や役割分担がとても大切なゲームなので、参加者全員に役割があり、楽しめない人が出にくく、満足感を得やすいという特徴があります。
まとめ
今回は、”企業からのメッセージが伝わり、周年イベントが盛り上がる” 企画やゲームをご紹介しました。
参加者に伝えたい内容を理解してもらったり、深く印象付けたりするために「能動的な体験」を通す、ということがとても大切です。
この点に着目し、記事内でご紹介した企画も参考にしていただきながら、周年イベントを作り上げていっていただけましたら幸いです。
ハレガケができること
株式会社ハレガケでは、これまで培った謎解き制作実績を基に、各企業様に合わせたオリジナルの謎解きイベントやクイズイベントを制作・プロデュースすることが可能です。
事前の準備から当日の運営まで丸投げが可能なので、担当者の方の負担を大きく減らすことができます。
また、イベント当日は、担当者の方も参加者として参加することができます。
開催目的やご予算等に応じて、ぴったりの企画をご提案させていただきますので、まずはお気軽にご相談くださいね。
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