謎解き事例紹介
【東京2020大会競技会場が舞台】没入感と迫力ある競技実演!キャスト付きリアル謎解きRPG『水の聖地からの脱出』を開催しました。
主催
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団、東京都
開催場所
カヌー・スラロームセンター
開催期間
2025年12月6日(土)・7日(日)
プレスリリース
【東京2020大会競技会場が舞台】没入感と迫力ある競技実演!キャスト付きリアル謎解きRPG『水の聖地からの脱出』を開催しました。
このページでは、公益財団法人東京都スポーツ文化事業団・東京都主催のもと、2025年12月6日(土)・7日(日)の2日間限定で開催した「リアル謎解きRPG『水の聖地からの脱出』カヌー・スラロームセンター編」の制作事例をご紹介します。
※本イベントは、東京2020大会競技会場となった2つの施設(カヌー・スラロームセンター/海の森水上競技場)を活用した謎解き企画の第1弾です。

▲イベントのメインビジュアル
■この記事でわかること
・本イベントの開催目的と、「リアル謎解きRPG」の企画概要
・制作者が解説する、施設の魅力を引き出す企画設計の狙いと工夫
・満足度93.2%!実際のアンケート結果から見るイベントの成果と反響
・スポーツ施設や大規模会場の「認知拡大」「利用促進」に謎解きが効果的な理由
■イベントの開催目的
今回の開催地“カヌー・スラロームセンター”は、東京2020大会を契機に作られた施設です。
イベントを通して、施設の認知を広げるとともに、スポーツ以外の「ユニークベニュー」として活用できることを多くの方に知っていただくことを目的に開催しました。
<Point:主な狙い>
目的①:施設のポテンシャルの可視化
競技利用だけでなく、「ユニークベニュー」としての魅力や可能性を形にしました。施設の特殊性を活かしたイベントを実際に行うことで、「ここではこんな使い方ができる」という具体的な活用事例を提示し、活用のイメージを想起していただける企画を目指しました。

▲カヌー・スラロームセンターの施設イメージ
目的②:「行ってみたい!」と思うきっかけづくり
競技施設としてのイメージが強く、普段は利用機会の少ない一般の方にもご来場いただき、イベントを通して「こんな場所があったんだ」という発見を届けること、楽しい体験を通じて「身近なレジャー施設」としての魅力を感じていただき、施設のファン化や将来的な継続利用につなげることを目指しました。

▲実はラフティング体験やレジャー利用も可能
■カヌーの実演とキャスト演出を組み合わせた「リアル謎解きRPG」
物語の登場人物(キャスト)と会話をしながら情報を集め、自由に会場を探索しながら謎を解き進める“RPG(ロールプレイングゲーム)形式”の謎解きイベントです。
物語の舞台は、“架空の水上都市”に存在するとある施設。 参加者は街の住人として、とある“お宝”のお披露目会に来ていた最中、謎の怪盗によってお宝が盗まれ、会場に閉じ込められてしまう――というところから始まり、登場キャラクターとのリアルな会話や施設内の探索を通じて、制限時間60分での脱出を目指します。
謎解きには、東京2020大会の競技でもあった“カヌースラローム”という競技や、そのルールをモチーフに取り入れ、遊びながらも自然と競技や施設への理解が深まる構成に。そして物語のクライマックスでは、作中の演出として元選手による“カヌースラローム”の競技の実演が目の前で繰り広げられます。謎解きを通じて体感したカヌースラロームの魅力やルールをふまえて見る実演は圧巻で、本イベント最大の見どころとなりました。

▲イベント当日の様子

▲実際に使用した謎解きキットの一部
<2日間・200名限定の “プレミアムな無料イベント”として開催>
本イベントは、施設のキャパシティ等を踏まえ、2日間・全4公演あわせて “200名様限定” での開催となりました。通常、キャストによる演劇や選手等による実演を伴うイベントは有料となるケースも多いですが、今回は施設や水上競技の魅力や良さを幅広く知ってもらいたいという理由から、参加費は完全無料としました。「無料でここまで楽しめるの?」「参加できて本当によかった」などの声が多く、参加者にとって非常に満足度と希少性の高い、プレミアムなイベントとなりました。
■制作担当者が解説!
日本初の人工カヌーコースを“冒険の舞台”に変え、施設のポテンシャルを引き出す3つのポイント
参加者に、カヌー・スラロームセンターや水上競技の魅力・特徴を楽しみながら知ってもらうために、どのような仕掛けや工夫を凝らしたのか。その特徴や狙いについて、制作担当者が詳しくご紹介します。
①施設の魅力を最大化し、参加者を熱狂させる物語設計
➡︎謎解きイベント制作において私たちが最も意識しているのは「施設をいかに魅力的に見せるか」と「その舞台でどんな物語を描けば参加者が熱狂できるか」という点です。今回は、水上競技のオフシーズンという制約を逆手に取った「失われた水流を取り戻す物語」として具現化しました。
<ポイント>
企画段階ではオフシーズンであり、本番で水流を使えるかが不確定な状況でした。そこで、「もし水が流れたら、この施設はもっと輝くはずだ」という“期待感”そのものを物語の軸にするという逆転の発想を取り入れました。 困っている登場人物たちと協力して解決を目指すプロセスを描くことで、参加者は自然と施設に愛着を抱きます。自らが「主人公」としてフィールドを駆け回り、没入感のある体験を通じて、施設の特殊性や構造をポジティブな記憶として刻んでもらえるよう設計しました。

▲左:水流が止まっている様子 右:キャストに話しかけながらゲームを進める参加者の姿
②遊びながらルールが身につく!競技特性を活かしたギミック
➡︎「ゲートの通過順」や「通行方向」といった実際の競技ルールを、そのまま謎解きのルールとして落とし込み、遊びながら自然と理解できる仕組みを作りました。
<ポイント>
「カヌーのルールは難しそう」というハードルを下げるため、勉強ではなく直感的なパズルとして楽しめるよう設計しました。 また、カヌー競技をモチーフにした謎や、水上競技場ならではの “水” を使った仕掛けを用意し、実際にコースを観察するアクションを促すことで、身体感覚として施設の特徴が記憶に残るよう工夫しています。特にラストには、ゲームを通して覚えた競技のルールを駆使しなければ解けない謎を用意。「手元の紙で解いていたつもりが、実は目の前のコースそのものが巨大な謎だった」という驚きの展開を作り、施設のスケール感を謎解き体験そのもので表現しました。

▲カヌー競技をモチーフにした謎解き(右のカヌーカードを使用しながら左の謎を解く)

▲カヌー競技のルールを使って解く謎
③机上の謎が「現実」になる!シナリオと連動した競技実演
➡︎物語のクライマックスには、施設であるカヌー・スラロームセンターの協力を得て、元選手による本気の実演を組み込みました。あえて直前まで実施を伏せることで、謎解きの答えが目の前の現実とリンクする驚きと爽快感を演出しました。
<ポイント>
本イベント最大の見せ場である “実際にカヌーで激流を下る演出” を最大限に活かすため、水流の使用と実演の実施をあえて直前まで伏せました。エンディング直前に「では、皆さんが導き出した条件で実際に挑戦してもらいましょう」と屋外へ誘導。「えっ本当にやるの?」「水が流れるの?」という期待とドキドキ感を最高潮に高めました。そして、その高揚感の中で元選手が激流を攻略する様子を見せることで、映像では決して伝わらない轟音やスピード、そして技術の凄みを、一生忘れられないインパクトとして持ち帰っていただけるよう構成しました。

▲ゲームの終盤、実際にカヌーで激流を下る様子
■満足度93.2%!次回も参加したい方98.2%!アンケート回収率99.5%!
実際のカヌー競技も見れる演出に、大興奮の声続出!
2日間で200名が参加し、アンケート回収率は驚異の99.5%を記録。数字だけでなく、アンケートやSNSでは、初めて見る施設の迫力や、キャスト・実演演出に対する熱量の高い感想が多数寄せられました。
<実際に参加したお客様の声>
▼施設・競技への関心
・最後の大謎とリンクしたカヌー選手の実演を見られて大興奮!
謎を解いた後に「実際に外でやってみましょう!」と言われた時の興奮は凄かった!!
・施設に絡めた謎、大迫力の演出、演技力の高すぎるキャスト、100点満点です。
すべて楽しかったし、来年は絶対にカヌーに乗りに行きます!
・施設を活かした体験や内容だったし、こうした普段来ない・知らない施設ならではの公演は、もっと参加したいと思いました。有料でも参加したい!
▼演出・没入感について
・演者さん達のアドリブ力と演技、最後の驚きの演出。無料とは思えないクオリティでした!
謎解きの中では今年一番満足かもしれません!
・最後に本当にコースに行くとは思っておらずびっくりしました!
謎解き内容も最後のエンディングも予想を超えることばかりでとても楽しかったです。
・キャストさんとも会話を楽しむパートがあってサイコーに面白かったです!
ホスピタリティも素晴らしかったです。
<本イベントの成果>
今回参加した方の約70%が「カヌー・スラロームセンターを知らなかった」層でしたが、イベント後には、全員が「施設について知ることができた」と回答したほか、90%以上が「施設でできるカヌー体験に興味が出た」と回答しました。「認知拡大」だけでなく、その後の「利用意向」も大きく向上させる結果となりました。
また、本イベントは申し込みが殺到し、非常に高い当選倍率となりました。「現地に行ってみたかった」「もう一度行きたい」という多くの反響を受け、主催者と協議のうえ、後日企画として「番外LINE謎解きラリー」を追加開催しました。こちらには、抽選で参加できなかった方はもちろん、本イベントに参加した方が再び来訪する姿も見られ、イベントを一過性で終わらせない継続的な来場促進を実現しました。
こうした成果の背景には、キャストと会話をしながら進める没入体験があります。「ただ知る」のではなく、物語の主人公として自ら行動したことで、参加者の記憶に深く残り、高い行動変容を生み出しました。
このような結果を生み出した本イベント。
最後に、なぜスポーツ施設 × 謎解きイベントがこれほどの結果を残せるのか、その理由をご説明します。
■熱狂とファンを作る!スポーツ施設 × 謎解き が効果的である理由
スポーツ施設やその施設で出来る競技の“認知拡大”や“利用促進”、“ファン数の増加”に効果的なイベントとして、キャスト付きの謎解きイベントは最高のパフォーマンスを発揮します。
その理由は、大きく以下の3つの視点にあります。
①【空間×物語】で、施設の「資産価値」を最大化する
施設の特殊性や設備を 「冒険の舞台」 に変えることで、単なる見学では伝わらないスケール感やポテンシャルを、独自の体験価値として深く印象付けることができます。 国際大会の会場や既存施設を過去の遺産(レガシー)とせず、「この場所だからこそ生まれた物語」として再解釈することで、現在進行形のエンタメ空間として新たな価値を創造します。
②【体験×気づき】で、スポーツへの「理解」と「愛着」を深める
「謎解き」をフックにすることで、競技に興味がない層の来場ハードルを下げます。さらに、複雑なルールを「遊び」に変換することで、楽しみながら自然と深い理解を促します。ただ見るだけではなく、「謎を解くためにルールが必要」な状況を作ることで、参加者が自発的に競技特性に触れる仕組みを作り出し、競技の魅力理解を最大化させます。
③【演出×心理】で、参加者を「当事者」に変え、熱狂を生む
キャストとの対話や実演を通じ、参加者自身が「主人公」として行動します。観戦だけでは味わえない没入感が、強烈なファン化と口コミ拡散を生み出します。 自ら考え行動した事実は「自分が関わった」という強い当事者意識を生み、心理的距離を縮めます。「あそこでこんな体験をした」という熱量の高いエピソードは拡散力が高く、次の来場者を呼ぶ循環を作り出します。
ハレガケでは、全国の自治体・企業様にて、その土地や施設の特性に合わせたイベント開催実績が豊富です。
プロポーザル案件への対応も可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
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