企画担当者の声
ジェフユナイテッド市原・レディースU-18 関根 麻里様

謎解きプラスの社内懇親会サービスのお客様の声インタビューページです。

  • 研修

コミュニケーション必須の謎解きゲームで、チームワークを考える研修を実施。『伝える、聞く、話す』 がテーマ。

ジェフユナイテッド市原・レディースU-18
関根 麻里様

 

今回インタビューさせていただいたチーム

今回お話を伺ったのは、2023年3月に謎解きチームビルディング研修を開催させていただいたジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18様です。

今回は、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(18歳未満)の選手の皆様を対象に、謎解きチームビルディング研修を開催するに至った経緯、そして実際に開催してみて、どのような効果を得られたかを、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースでコーチを務め、今回の企画担当者である関根さんに伺いました。

ピッチでのチームコミュニケーションに課題がありました。

インタビュワー
お忙しいところお時間をいただき、ありがとうございます。本日はよろしくお願い致します。

関根さん:
はい、よろしくお願い致します。

インタビュワー
最初に、チームビルディング研修を開催するにあたって、感じていた課題感についてお聞かせください。

関根さん:
喋ってほしいところで『喋れなくなり、静かになってしまう』というのを近年課題に感じていました。
ピッチの外であれば、たわいもない話で盛り上がっていることが多いのですが、
いざピッチに立つと静かになってしまう選手が目立っていました。

本来であれば、味方に指示を出したり、お互いに声をかけてカバーしたり、良いプレーが出た時にはみんなで盛り上げたりと、サッカーをしていく中でどんどん言葉を出してほしいと思っています。
しかし、ピッチの外の雰囲気とは打って変わって、急に喋れなくなってしまうのです。

このままでは、今後プロになり、はじめましての人ともサッカーをしていかなきゃいけない環境になったときに、アピールができない、自分の持ち味を活かせないままに終わってしまう選手になってしまいます。
サッカーをしていく中で、伝えたいことが喋れない、相手に伝わるように要求できないことが大きな課題でした。

インタビュワー
ありがとうございます。確かに、チームスポーツにおいて『声をかけあう』というコミュニケーションは非常に大事ですよね。
関根さんの課題感が大きいことが非常に伝わってきました。

そのような課題を受け、チームにどのような状況が必要だとお考えになったのでしょうか?

関根さん:
今までは、勇気が出れば喋れるのかもしれないけれど、きっかけがなかなかなかったなと感じていました。
そのため、みんなが喋るきっかけになるような研修を探していました。

特に、ピッチの中で、プレー中でも活かせるようなコミュニケーションをとれるようになるために、大事なことを相手に言葉で伝えられるようになる必要があります。
また、相手から伝えられたことを跳ね返したりするのではなく、しっかり聞いて、自分の中で気づいたことを伝え、相手を理解できるようになってほしいのです。
どちらもできるようになって、きちんと『話す』ということを通して、チームで『協力』していく空気を強め、一体感を作り出したいと思いました。

 

これまでも工夫はしてきましたが、今回はもっとコミュニケーションに着目した研修をしたいと考えました。

インタビュワー
ありがとうございます。そういった状況を作り出すためにどのような研修を実施していきたいと思われましたか?

関根さん:
例年でいうと1泊2日の登山など、苦しい環境に全員で身を置いて乗り越える、ということをやってきました。登山の中でも声をかけあうシーンも多いですし。
ただ、今回はもっとコミュニケーションに着目した研修をしたいと考えました。

インタビュワー
今回研修を実施する際のテーマも、まさにそれでしたね。

関根さん:
はい。今回チームビルディング研修を行う上で、テーマを『伝える、聞く、話す』と設定してもらいました。
日頃から「ピッチの外でできないことは、ピッチの中でもできない」と選手たちに伝えています。このテーマは、日頃からもっと意識できるようになってほしい行動でした。

そのため、このテーマを楽しく伝えられるような研修を探していました。
今注目されている謎解きゲーム、脱出ゲームならば、1つの問題をみんなで協力して解決していくようなコンテンツなのでぴったりだと思いました。

 

初めての謎解きでしたが、選手たちも一緒に参加したスタッフチーム大人も非常に盛り上がりました。

 

インタビュワー
なぜハレガケの研修が気になったのですか?

関根さん:
最初はネットで検索して、ハレガケさんが出てきました。
謎解きをしている施設などに行くことも考えましたが、ただ遊ぶだけのようになってしまうのは違うので、こちらに来てもらって研修をしてくれるほうがいいなと考えて相談しました。
話を聞くと、チームで協力することが不可欠な謎解きゲームができるということ、謎解きが終わった後にしっかりと振り返り、全体にシェアしていけるようなワークがあること、運営を全てお任せできることなど、今回実施したい研修に合う部分が多いと感じました。
そして、ハレガケさんの謎解きを用いた『伝える、聞く、話す』をテーマに冠した研修を実施しようと決めました。

インタビュワー
ありがとうございます。
それではここからは、弊社の研修を実施した際のお話をお聞かせください。
関根さんは、この研修をするまで謎解きゲームを体験したことはありましたか?

関根さん:
いえ、ありません。
私を含めその場にいた30人全員が、初めて本格的な謎解きゲームを体験しました。

インタビュワー
そうだったのですね。
まずどのような印象を受けましたか?

関根さん:
全体を通して、楽しく実施できました。面白い研修だったと思います。
選手たちもですが、今回スタッフチームとして大人も参加し、非常に盛り上がりました。

インタビュワー
当日は非常に活気があって、私もこんなに盛り上がるのかと嬉しくなりました。
研修としての効果は、どのように感じましたか?

関根さん:
謎解きゲームの仕様が、問題を1つ1つ解くのにチームで協力しないといけない内容だったので、どのチームも『伝える、聞く、協力する』が必然的に行えていて、とても良かったです。
選手たちも笑顔が多く、楽しみながら問題を解くためにコミュニケーションをとっていたと思います。
また、全体では『得点を競い合う』という競争要素があったので、選手達のやる気を底上げできて、良いコンテンツだったと思います。

今回は5人1チームで全体を編成しましたが、今度はもっと大きなグループでも一体感が味わえるような謎解きをしてみたいなと思いました。

 

選手たちから「楽しかった」「テーマが理解できた」などの声が上がりました。

インタビュワー
謎解きゲームを楽しんでいただき、また効果も感じられたようでなによりです!
選手の皆様の様子で印象的なことはありますか?

関根さん:
研修中の様子から、私たちが選手たちに伝えたい部分は、感じ取れていたと思います。謎解きゲームが初めてとは思えないくらい、どのチームも声を出し、積極的に取り組めていたとも思います。

実はこの研修が終わった後、選手たちにどうだったか話を聞いてみました。
選手たちからも楽しかった、テーマが理解できたなどの声が上がり、
私以外のスタッフ陣も、選手たちに落とし込めて良かったと感じました。

特に、例年の1泊2日の登山を用いたチームビルディングと、今回とどっちがチームに団結力をもたらすか?というアンケートを取ったのですが、
『宿泊がある方が、3~4時間の研修より長く仲間といれるので良い』
と登山が良いという選手がいる一方で、
『謎解きの方が話す機会が多くて団結に繋がった』
『登山だとケガをしている人は参加できないが、今回の方がみんな参加できる』
と、今回の謎解きの方が良かったという意見もありました。

私としてはこうやって、お互いに意見を言い合え、自分はこう思う、と意見が出せて話し合えるようになったことが、今回の研修の大きな効果だと感じます。

インタビュワー
自分の思うことを伝え、それを聞いて理解し、話すことができるようになることに大きく1歩進んだ印象ですね。
我々は、謎解きを促進するための研修ではなく、
謎解きゲーム作りのノウハウを活かした効果の高い研修を制作しています。
その結果、チームの中に議論が発生するような状況を作ることができて嬉しいです。
では、今回は『みんなが喋るきっかけになるような研修』になったと言えるでしょうか?

関根さん:
まだ研修から1週間ちょっとしか経っていないのですが(インタビュー当時)、もちろん今後もっと良い変化が起きることを期待しています。
研修では、チームメイトとたくさん喋った、どうすることがチームによい結果をもたらすかを考えた、伝えている人が何を言おうとしているのかを考えた、という行動が起きました。
そのため、上記のような変化に繋がったことは、きっかけの研修としては十分に実現できた、と言えると思います。

特に、この研修を受け、練習が終わった後などに、今まで決まった人としか話してなかったメンバーがそうではないポジションの近い人と話していたり、どうしたらもっと良いプレーができるか必要な人と話をしていたりしました。
今までよりも広く話をする瞬間が垣間見えることがあり、ますます今回の研修を無駄にしないようにしたいと思えました。

 

スタッフ間でも喋るきっかけになり、お互いの考えを伝え合えるような関係性にもなったと思います。

インタビュワー
選手の皆様が、今までよりもフットワークが軽くなり、チーム内で話しかけられるようになっていたということですね。
謎解きを使った研修をすることで話すことのハードルが下がったことが、大きなきかっけになったようで何よりです。
ちなみに、今回は選手の皆様以外に関根さんもスタッフチームとして参加いただきましたが、そのチームではどのようなことが起きていましたか?

関根さん:
実はこのチーム、スタッフも1年ごとに入れ替わります。
ずっと一緒のメンバーで、というよりは、スタッフもこの2月に入った人もいて、付き合いがまだ浅いメンバーで研修のチームが構成されていました。
そのため、今回の研修がスタッフ間でも喋るきっかけになり、お互いの考えを伝え合えるような関係性にもなったと思います。

私は監督という立場から、選手はもちろん、スタッフもマネージメントするのも仕事です。
その上で話しかけやすい雰囲気や環境づくりも必要だと感じているので、この研修は、選手のためだけでなく、スタッフにとっても仕事をするうえでの雰囲気作りに役立ち、ありがたかったです。

インタビュワー
スポーツの世界は、我々では想像もつかないような、常に結果を求められるシビアな世界かと思いますが、お役に立てて非常に嬉しいです。
関根さんは非常に熱く、温かく選手の皆様のことを考えていらっしゃいますね。

関根さん:
今回の研修を受けたメンバーは、まだプロの卵です。
その中でどれだけの選手がプロになれるかはわかりません。
だからこそ、後で後悔しないよう『今一生懸命になること』『プロになるために必要なこと』『人として大切なこと』を伝えています。

私自身、プロに残りたくても残れない選手や、厳しい現実を見てきたので、1日1日を大切に、1回1回を拘るように伝えています。

私は普段サッカーのある場所、サッカーというフィールドでそういう話を選手たちにしていますが、彼女たちが今後どういう人生を歩むにせよ、その人生で困らないようにこれからも伝え続けていきたいと思います。

インタビュワー
関根さん、本日はインタビューにご協力いただきありがとうございました!
謎解きをきっかけに生まれたコミュニケーションを通して、関根さんや選手の皆様がさらなるご活躍していくことを願っております。

【謎解きプラスからのコメント】

インタビューをお読みいただき、ありがとうございました。
最後に謎解きプラスから、解説を加えさせていただきます。

謎解きゲームはそのコミュニケーション要素の多さや、様々な人の特性の強みを掛け合わせて課題を解決していくことから、懇親会に留まらずチームビルディングの場でもよく利用いただきます。

日常の業務中や、日常に地続きなシチュエーションのコミュニケーションだと、

・コミュニケーションをとる人が限られる
・コミュニケーションがマンネリ化する(話題がいつも似てしまう)
・偏った価値観から抜け出しにくい

という現象が起こりがちです。

コミュニケーションやチームビルディング研修の場において、謎解きゲームのような非日常な体験を用いることは、楽しく行動を起こさせるカンフル剤として非常に有用です。

今回の事例では学生がメインの受講対象でしたが、新入社員、若手社員、リーダー研修なども対象とした研修を行っております。
またチームビルディング以外にも、コミュニケーション、ハラスメント、ロジカルシンキングなど汎用的なテーマの研修や、理念浸透研修などをオリジナルで制作することも可能です。

「組織を活性化するスパイス」として、私どもも、ぜひもっと多くの組織の皆様に、「謎解き×研修」で貢献させていただきたいです。

 

 

■謎解きゲームを活用したハレガケのサービス

体験型研修サービス「ミズカラ」

従来の座学のみの研修では、参加者のモチベーションのムラが生じたり、全員が研修テーマについて意欲的に取り組めているか不明確なところがありました。「座学のみの研修に効果が感じられない」「研修で社員のモチベーションを上げたい」「社員の行動変容に効果を出したい」などのお悩みも、研修テーマをゲームで疑似体験し「自分ごと化」して学ぶ体験型研修サービス「ミズカラ」の研修なら、社員の学習意欲向上や、実務での行動変容効果を高めることができます。従来のように一方的に見せるだけ・説明するだけではない、体験で印象付ける研修を実施できます。また、チームでコミュニケーションを取る要素も多く盛り込まれており、新入社員のコミュニケーション活性やチームビルディング効果も期待できます。

▶体験型研修サービス「ミズカラ」のサービス詳細:https://nazotoki-plus.com/mizukara/

 

・リアル謎解き社内イベント

コミュニケーション活性やチームビルディング効果がある謎解きゲームを、社内イベントとして開催できるサービスです。ゲーム×協力要素で、社員全員で一緒に取り組み、何かを達成する体験を作ることで「一体感の醸成」に活用できます。頭と身体をフル活用して、全員で協力アクションする要素を多く盛り込んでおり、オフィスや会場などリアルで開催する社内イベントで実施できます。

▶リアル謎解き社内イベントのサービス詳細:https://nazotoki-plus.com/service/communication/