企画担当者の声
株式会社ニュー・オータニ 塚田 泰之様

謎解きプラスの社内懇親会サービスのお客様の声インタビューページです。

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コロナ禍でも集客に成功!感染対策を徹底をして大々的に打ち出した「新しい挑戦」は目標の120%の販売数を達成しました。

株式会社ニュー・オータニ
塚田 泰之様

今回インタビューさせていただいた会社

今回お話を伺ったのは、2020年10月16日(金)~31日(土)にかけてハロウィーンイベントとしてリアル謎解きゲーム「マジカルパンプキンをさがせ!」をホテルニューオータニ(東京)にて開催いただきました、株式会社ニュー・オータニ様です。

インタビューをさせていただいたのは、ホテルニューオータニ マネージメントサービス部マーケティング課の宿泊販売促進チームの塚田泰之(つかだやすゆき)さん。今回は、ホテルニューオータニにて謎解きイベントを開催するに至った経緯、そして実際に開催してみて、どのような効果を得られたかを伺いました。

 

都内ホテル最大級の広さを武器にしたホテル周遊イベントという「新しい挑戦」

インタビュワー

まずは実施前の状況や、謎解きイベントを選んだポイントなどから伺えますか?

 

塚田さん

コロナ禍で、ホテル内宴会場でのイベントは密が怖いという懸念がありました。そこで、3密回避という意味で、弊社の館内の広さを利用できると考えたため、ホテル館内をめぐる周遊型イベントを探していました。その中で、世間的に謎解きが流行っておりますし、弊社としても新しい挑戦ができそうということで採用しました。

インタビュワー

会議で提案したときの反応はいかがでしたか?

塚田さん

基本的にマイナスの意見はなかったです。懸念点はあるけれど「新しい挑戦をしてみよう」という意見が強かったですね。

インタビュワー

みなさん館の強みを活かして新たな挑戦をしようという方向性を持っていたんですね!社内に提案が通ったポイントはなんでしたか?

塚田さん

正直、最初は不安が大きかったです。オンシーズンに今までなかった企画を開催することで、ホテルクオリティを確保できるのかという懸念がありました。ただ、これまでと同じイベントでは対応できない状況なので、ホテルにお客さまにお越しいただくために説得して提案を通しました!話し合う中でさまざまな意見がでましたが、まずは「やってみないと分からない」ということで試金石として実施することを決めました。前に進むことでピンチをチャンスに変えたかった気持ちもありました。

インタビュワー

「ピンチをチャンスに」の考えはウィズコロナに限らず重要なことですね。導入にあたって現場で不安だったことはありますか?

塚田さん

宿泊部門としては、かしこまったサービススタイルのスタッフが、このような企画にカジュアルな対応ができるか少し心配だったくらいですね。このご時世の中でイベントを開催して良いのかという心配もありましたが、「新しいことへの挑戦」が社風なので、ホテルの感染対策を徹底して大々的に打ち出しました。結果、全体として良かったと思います。これまでホテル全体を使ってのイベントはなかなか難しかったのですが、謎解きゲームで解決できました。例えば館内にかわいいパネルがあると、館内でシックなイベントが開催される時に違和感があることがあるのですが、そのようなこともなかったです。お客さまから「あれはなんだ?」というご意見をいただくこともあるかなと思っていましたが、意外とすんなり受け入れられていました。

 

例年にないほどのファミリー層集客を実現

インタビュワー

弊社としても勢力的に一緒に取り組んでいただけて嬉しかったです!具体的にこの企画を通して実現したかったこと(目標)はなんでしたか?

塚田さん

新しいターゲット層の開拓です。歴史あるホテルなので、今までのイベントはご年配層をメインターゲットとした内容が多かったのですが、今回はイベントを通して若いファミリー層にもアプローチできたらと考えました。

インタビュワー

今回の謎解きイベントで、目標は達成されたと感じますか?

塚田さん

はい、例年この時期のご利用が少ない印象の若いカップルや、お子さま連れのファミリーにも多数ご参加いただくことができ、目標は達成できたと感じています。

インタビュワー

塚田さんの所感として、狙った層にリーチできた要因はどんなことが上げられるとお考えでしょうか?

塚田さん

ホテル館内には36のレストランや100を超えるショッピングアーケードがあるのですが、この夏のレジャー利用はあまりありませんでした。また、従来秋シーズンの利用はビジネス層がメインだったのですが、世間で20代から30代に流行っているコンテンツである「謎解きゲーム」を実施したことで、この時期例年にないくらいファミリー層のご利用がありました。

 

 

販売数は120%。ハロウィーン当日はカップルからファミリーまで60組以上の参加者。

インタビュワー

かなり反響があったと伺ったのですが、イベントの発表からどれくらいの期間で、どれくらいの売れ行きだったのでしょうか?

塚田さん

最初の売れ行きは良くなかったのですが、渋谷でのハロウィーン自粛などの動きも影響してか、結果的にハロウィーン当日が一番売れました。ハロウィーン当日で少なくとも60組以上のお客さまが参加してくださいました。ハロウィーンが近づくにつれて少しずつ認知されていったのかなと思います。最終的には目標販売数の120%で着地できました。

インタビュワー

すごいですね!どのような層の方々が参加していたんですか?

塚田さん

ファミリー層を中心に売れ行きが良かったのですが、カップルや2名組女性のご参加も目立ちましたね。年齢層は20~30代が多く、女性の方が多かったです。謎解き好きの方がたくさん来てくださったのかな?という印象です。お子さまは7~9歳くらいが多かったようです。

インタビュワー

謎解き参加者の反応はいかがでしたか?

塚田さん

難易度がちょうどよかったのか、大人にも好感触でした。お子さま向けとはいえ、若いカップルもターゲットでしたので、大人も頭を抱えてほしいという思いがありました。簡単すぎるとやりごたえがなくなりそうでしたので、良い難易度だったようです。

インタビュワー

プレイ中のお客さまの様子はいかがでしたか?

塚田さん

特に印象的だったのは、お子さまから「チェックイン時には解けなかったが、部屋に戻ってお風呂で解いた」というお声や「宿泊して次の日の朝ひらめいて、正解した」というお声があったことです。これは宿泊ができるホテルだからこそ実現できる体験だと思いました。当初はイメージしていなかったケースだったので嬉しかったですね。難しかったというお声も当然ありましたが、その中でも「イベントでホテル館内に詳しくなった」「ガーデンラウンジのビュッフェも楽しかった」など、謎解きとホテルという空間を楽しんでいただけた声や、「これがやりたくて宿泊した」「大人でも楽しかった」など、1つのレジャーとして楽しみに参加してくださったというお声も多く聞くことができました。ハロウィーン当日のご参加者はほぼすべてファミリーでした。お父さんと娘さんが一緒に解いている姿も多く見られ、親子仲が良くなっているように見えて、こちらも嬉しくなりました。

 

 

謎解きイベントでお客さまとの新しいコミュニケーションの形を発見

インタビュワー

「ホテル館内に詳しくなった」というのはホテル周遊イベントならではの感想ですよね。ニューオータニで働く内部の方の反応はいかがでしたか?

塚田さん

単一のコンテンツでこれだけ宿泊者がお越しになることはまれで驚きました。内部からも総じて楽しかったという声が多かったですね。ハロウィーンは当日仮装したお子さまも多く、スタッフも仮装したりと、楽しい雰囲気が作れたと思います。日頃、どうしてもお客さまとは形式的なやり取りが多くなりがちのですが、今回の謎解きイベントを通してお客さまとの新しいコミュニケーションを増やせた側面も大きかったです。ぜひまたやりたい、という意見も出ました。

インタビュワー

内部の方も楽しんでいただけたようで嬉しいです!新しいホテルイベントとして謎解きを実施してみていかがでしたか?

塚田さん

これまでのイベントは宴会場と日本庭園でしか開催していなかったので、新しい挑戦ができたということがまずは大きいなと感じます。ホテル館内すべてを練り歩いてもらうという企画は、今後のイベントを考える上で良い経験値になったと感じます。また、お客さまにホテルでの新しいイベントという面で楽しんでいただけたことも良かったです。最近は、弊社のイベントの方向性として、老若男女どなたでも楽しめるようなイベントを多く開催しているので、その中の1つとして幅広く楽しんでいただけるきっかけができました。

インタビュワー

コロナという世情で、ホテルでの謎解きイベントを打ち出した世間的な反応などはありましたか?

塚田さん

社会性という意味では、コロナの拡大を経て、新たなハロウィーンの提案ができたと思います。このイベントを発表してから、メディアの問い合わせが多かったです。また、プレスリリースとして「2万坪の敷地で夜通し謎解き」という言葉を織り交ぜたところフックが強く、魅力的なコンテンツになったと感じます。今回やってみてファミリー層に引きがあるイベントを作れるということも分かってきたので、今後はコアな謎解きファンに向けた体験イベントも開催していきたいと考えています。ホテルを舞台にしたミステリーなども流行っているので、うまく織り交ぜていけたらと思っています。

ホテルを選ぶ「動機付け」、お客さまの「満足度向上」に効果

インタビュワー

ホテルPRとしての効果はいかがでしたか?

塚田さん

PRのメリットはもちろん大きかったです。お客さまの満足度が向上したことを始め、何も知らないままお越しいただいたのに参加してくださった方もいらっしゃいました。単純に売上も良かったです。

インタビュワー

今後の施策として、また謎解きイベントを開催したいと思いますか?また次に開催する際はどんなものにしたいなどイメージがあればお聞かせください。

塚田さん

これからのシーズンだとバレンタイン、桜の季節などの時事のイベントで実施したいと考えています。大きなイベントを開催するならGWや夏に実施して、宿泊売上を伸ばしていきたいです。次は宿泊に特化したもの、例えば連泊を促すような企画もしてみたいですね。2021年も”おこもり”がキーワードだと思うので、「おこもり謎解き体験」なんていう切り口もホテルならではで良いと思っています。お子さまを含めたファミリー層がキーになるのは春休み、GW、夏休みなどがあるので、そこに当てた企画も開催してみたいです。お子さま連れのお客さまがホテルを選ぶ基準は、最後は動機付けだと思うんです。「これがあるから行ってみよう」が最後のひと押しになります。弊社にはスイーツなど食の強みもありますが、イベントも「子供が喜びそうだから行ってみよう」と思ってもらいたいです。

インタビュワー

実際に導入してみて、謎解きをホテル内のイベントに導入するメリットは何だと思いますか?

塚田さん

PR的な強みとしては新しい満足の提供です。 会社として新たな試みをして、新たな価値を作れているところも大きいですし、実際にこの企画によって宿泊の動機付け、後押しに繋げられたことがメリットだったと思います。また、時事イベントについては毎年悩んでいたところでもあったので、その中で良いものが打てたなと思います。毎年、ホテル×ハロウィーンというイベント開催方法が難しく、装飾だけで終わっていたこともあったんです。他にも節分、バレンタインなど同様の悩みがあるので、時事イベントの打ち手として需要があるなと感じました。

インタビュワー

イベント実施にあたって、ハレガケ担当者の対応はいかがでしたか?

塚田さん

初めてのことだったのですべてがゼロスタートだったのですが、いろいろ学べてありがたかったです。単純な質問でもたくさん電話に出ていただけたのも嬉しかったです。

インタビュワー

新たな試みにお力添えできて弊社としても嬉しいです!塚田さん、本日はご多忙のところ、お時間をいただきありがとうございました!